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矯正ブログ BLOG

矯正治療中の歯磨きはとっても大事!

矯正装置を装着すると、通常以上に口腔ケアが難しくなります。しかしながら、正しい歯磨きは矯正治療の成功には欠かせません。特にお子さんの場合、保護者の方が一段と注意する必要があります。今回は、矯正中の歯磨きの重要性と効果的な方法についてご紹介します。

なぜ矯正中の歯磨きが大事なの?

矯正装置を装着すると、歯と装置の間に食べ物のかすが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、矯正装置があることで歯ブラシが届きにくい場所が増えるため、通常以上に注意深く歯磨きしなければなりません。これらの事情は大人も子どもも変わりませんが、とりわけまだ歯ブラシを使いこなすことが難しいお子さんは、歯磨きが不十分になりやすいため、保護者の方のサポートが欠かせません。歯磨きが不十分だと、虫歯や歯周病の発生、歯の着色、口臭などのトラブルが発生する可能性があります。

効果的な歯磨きグッズの選び方

ワイヤー矯正中の歯磨きは、歯ブラシだけでは十分ではありません。これから紹介する道具も取り入れて、より適切な歯磨きを行いましょう。選び方もご紹介しますので、以前の記事「マウスピース型矯正装置を装着時のブラッシング注意点とは?」とあわせて参考にしてください。

歯ブラシ

歯ブラシには一般的な3列型の他、2列型、U字型、山型、タフトブラシなどさまざまな種類やサイズ、毛の硬さがあるため、矯正装置に対応したものを選びます。装置の周りや歯間を掃除しやすい、ヘッドが小さく毛先が柔らかくV字カットのものがおすすめです。

タフトブラシ

ワイヤー矯正治療中は「歯と歯の間」は特に磨きにくい場所となりますので、この部分を効果的に磨くことができるタフトブラシはとても便利です。装置周りにも使用する場合、ヘッドの形は先端が細い山型で短めの毛の長さのブラシが適しています。

歯間ブラシ

矯正装置のワイヤーの下や、ブラケットの周りの清掃に向いています。歯間の広さに合わせてサイズを選びましょう。

デンタルフロス

歯と歯の間の食べかすを効率的に除去できます。裁縫で使う糸通しのような役割をするフロススレッダーを使用すると、矯正装置を着けた状態でもフロスを通しやすくなります。

矯正中の歯の磨き方のポイント

歯磨きグッズを揃えたら、正しい歯磨き方法を身につけましょう。以下のようなポイントに気を付けて、丁寧な歯みがきを心がけましょう。

  • 通常の2倍以上の時間をかけて、しっかりと磨きます。
  • 矯正装置の上下左右、様々な角度から歯ブラシを当てます。
  • 大きな動きではなく、小刻みに振動させるように磨きます。
  • 強く磨きすぎると、歯肉を傷つけたり矯正装置を損傷したりする可能性があります。
  • 磨き残しがないか、鏡で確認しながら磨きます。
  • フッ素入りの歯磨き粉を使用して、虫歯を予防しましょう。
  • 夜間は唾液の分泌が減ることで虫歯のリスクが高まるため、就寝前の歯磨きは入念に行いましょう。

歯科医院での定期的なケアも重要

自宅での歯磨きに加えて、定期的に歯科医院でのクリーニングや歯磨き指導を受けることも大切です。プロに確認してもらうことで、自分の歯磨きの癖や自分では見落としがちな部分にも目が行き届きます。今回は歯科医院でおこなうプロフェッショナルケア、パウダーメンテナンスについてお伝えします。

パウダーメンテナンスでは、歯に柔らかい微粒子パウダーを吹き付けるので、器具が届かない部分の汚れだけでなく、バイオフィルムも除去します。矯正治療中は、装置の周りに汚れが溜まりやすくなりますが、この方法であればワイヤー矯正装置を付けたままでも影響なく、短時間で汚れを落とすことができます。スピーディーかつ痛みや不快感を感じず、矯正治療中の口腔内を清潔に保つことができるので、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアもおすすめします。

食事の際に工夫できること

矯正治療中は、食事やおやつの内容にも気を付けるといいでしょう。硬い食べ物や、ガムなどの粘着性の高いお菓子は、矯正装置を損傷させたり、歯の周りに付着して虫歯のリスクを高めたりすることがあるので避けましょう。

また、次のような工夫もおすすめです。

  • 硬すぎない食べ物を中心に選ぶ
  • 野菜や果物は小さく切って食べる
  • 糖分の多い飲み物や間食を控える
  • 食事の後はすぐに歯磨きをする

まとめ

矯正治療で歯並びを治しても、歯や歯茎にトラブルが起こっては健康的で美しい歯並びとは言えません。矯正治療は長期にわたることが多いですが、毎日の丁寧な歯磨きを心がけて適切な口腔ケアを続けましょう。

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