矯正ブログ BLOG

ガミースマイルは歯列矯正で直せる?原因についても解説

「ガミースマイルを歯列矯正で治すのは難しい」と聞いたことはありませんか?笑ったときに歯ぐきの範囲が広く見えるガミースマイルは、原因が複数存在し、治療法も歯列矯正だけとは限りません。理想どおりに仕上げるには、最適な治療法をみつけることが大切です。こちらのぺージでは、ガミースマイルの原因や治療法の種類について分かりやすくまとめました。

歯に問題があるガミースマイルなら歯列矯正で治療が可能

ガミースマイルは矯正治療の適応症例として取り上げられることが多いですが、すべてのケースが歯列矯正で治せるわけではありません。原因が歯にある場合は、歯列矯正での治療が可能です。問題が別にあるにもかかわらず歯列矯正だけで治そうとすると、時間や費用を無駄にしてしまう可能性があるため、注意しましょう。原因によって治療法が異なるため、事前の精密検査をしっかり行うことが大切です。

ガミースマイルの歯以外の原因とは?

ガミースマイルの原因として歯以外にどのような原因があるのかを、くわしくみていきましょう。

上唇を引き上げる筋肉の力が強い

上唇を引き上げる筋肉の力が強いと、見える歯ぐきの幅が自然と広くなります。口周りの筋肉が発達しすぎていることが原因ですが、状態を何もせずに改善することは基本的にはできません。薬を使って筋肉の力を緩めることで、ガミースマイルを一時的に改善できます。

上顎が前方に出ている

骨格に問題があるケースです。上顎骨が全体的に前にでていると、自然に唇を閉じることが難しくなります。笑ったときに上顎が前方にでている分歯ぐきの範囲が広くみえてしまいますが、上唇を引き上げる筋肉の力に問題がなければ、薬を使っても見え方は変わりません。このケースのガミースマイルを改善するには、上顎骨の大きさや位置を変える外科手術が必要です。

歯ぐきの幅が広い

唇の裏側から歯の根元までの歯ぐきの幅が広いと、上唇を引き上げる筋肉の力や上顎骨の位置に問題がなくてもガミースマイルになります。このケースのガミースマイルを改善するには、歯ぐきの幅を短くする外科手術が必要です。

ガミースマイルの主な治療法

ガミースマイルをきれいに治すには、原因を明確にして最適な治療法を導き出すことが大切です。ケースによっては治療を組み合わせることも珍しくありません。
主な治療法は以下のとおりです。

歯列矯正

歯が前方にでていたり、高さが短いことで歯ぐきの幅が広くみえてしまったりする場合は、歯の軸や角度を変える歯列矯正で対応します。長期的に治療を続ける必要があり、ガミースマイルの場合は治療終了まで2年以上かかることも多いです。

上唇粘膜切除術

上唇の裏側を一部切り取り、歯ぐきの範囲を調整する手術です。上唇を引き上げる筋肉の力が強いタイプや、歯ぐきの幅が広いタイプに最適な治療法で、骨格に問題があるタイプでもある程度改善できる場合があります。

ボトックス注射

筋肉の力を緩める治療法です。上唇を引き上げる筋肉の力が強いタイプに有効で、歯ぐきを切開したり、手術をしたりすることはありません。効果は一時的ですが、ほかの治療法にくらべて費用や時間がかからないため、チャレンジしやすいかもしれません。

歯ぐき整形(歯冠長延長術)

歯の根元の歯ぐきを少し切除して、歯を長くみせる治療法です。歯ぐきの範囲が広いタイプに有効で、歯の幅を長くすることで見る側に歯ぐきの範囲が狭い印象を与えます。

上顎骨切り手術

上顎骨の大きさや位置を変える手術です。骨格に問題がある場合に有効で、見た目を大きく改善することができ、上唇粘膜切除術や歯ぐき整形よりも後戻りがおこりにくい傾向にあります。

ガミースマイルにお悩みの方は当院までご相談を

ガミースマイルは原因によって治療法が異なり、数種類の治療を組み合わせて行うこともあります。歯列矯正で治療が可能かどうかを知るためにも、まずは一度精密検査をご検討ください。当院では患者様の負担を最小限に抑えたスピーディーな治療をご提供しております。ガミースマイルでお悩みの方は一度ご相談ください。

TIME SCHEDULE 診療時間

診療時間
9:30 - 18:30

土曜日、第1・3・4日曜日は9:00~17:30まで
※ 休診日:祝祭日、第2・5日曜日

CONTACT

お電話でのお問い合わせはこちら TELEPHONE
WEBからのご予約はこちら WEB RESERVATION