歯列矯正をやらなきゃよかった、とならないために気を付けるべきポイントとは?
歯列矯正を後悔する理由の多くは、納得がいかない状態での治療の進行や、治療期間の延長、後戻りにあります。満足のいく結果につながるためにも、今回ご紹介するポイントをしっかりおさえておきましょう。
実績があり信頼できる歯科医院を選ぶ
歯列矯正は、装置をつければ歯が勝手に並ぶというわけではなく、歯の動き方を予想して装置の位置やワイヤーまたはマウスピースの形を変える必要があります。無駄のある治療では理想通りに並ぶまでに時間がかかるだけでなく、歯にとってもよくありません。最小限の負担で治療をすすめるには、実績があり信頼できる歯科医院を選ぶことが大切です。
実績のほかに信頼できるポイントとして以下の2つが挙げられます。
カウンセリングが丁寧
「なぜ矯正治療が必要なのか」「どのような治療をおこなうのか」など、矯正治療がはじめての方はとくに分からないことだらけだと思います。不安を抱くことは当然のことで、疑問やお悩みをできるだけ少なくするためにあるのがカウンセリングです。
矯正治療はほかの治療とは違って年単位で継続するケースが多く、かつ難しい治療だからこそ患者様との信頼関係が欠かせません。カウンセリングでは患者様の治療に対する考え方や、重視する点なども知ることができるため、寄り添った満足度の高い治療をモットーにしている歯科医院であれば、充分な時間を確保するはずです。
治療後のアフターフォローも万全
満足な治療にするためには、ただ歯を並べるだけではなくその後のサポートも大切です。信頼できる歯科医院では後戻りの原因を分かりやすく説明し、結果をだすために対策にも力をいれています。患者様と一緒に健康なお口を維持することを重視していますので、安心して任せられます。
治療法について十分に理解する
歯並びによって適切な治療法は異なります。なるべく患者様のご希望にそってすすめますが、場合によっては別の治療法を組み合わせたり、仕上がりを考えてご希望とは別の方法を選択したりすることもあります。納得のいく治療にするためには、患者様にも「なぜこの治療法なのか」を充分にご理解いただかなくてはいけません。任せっきりの治療ではなく、一緒に質の高い治療につなげるという気持ちをもつことが何より大切です。正しい理解はモチベーションの維持にもつながるため、気になることや不安なことがあればお気軽にご相談ください。
歯科医院から伝えられたことを守る
後悔しない治療にするためには、トラブルを予防することが大切です。注意点を無視していては歯が計画どおりに動かないほか、後戻りがおこって装置が使えなくなる可能性もあります。自己管理が欠かせない矯正治療ではとくに重要なポイントといえるでしょう。
装着時間や食事方法、装置の取り扱い方を守る
マウスピース矯正の場合、種類や歯並びにもよりますが、基本的に1日あたり約20時間の装着が必要です。取り外しが可能な分、患者様が意識して装着しなければいけません。治療法によって食事のとり方や装置の取り扱い方が異なるため、その点にも充分注意しましょう。
お手入れは丁寧におこなう
矯正治療中はお手入れが通常よりも難しくなるため、虫歯や歯周病のリスクが上がります。とくに固定式のワイヤー矯正の場合は装置のすき間に食べかすが入り込みやすく、なんとなく歯ブラシをあてるやり方では汚れをしっかり除去できません。鏡を使って歯ブラシの毛先があたる位置を確認しながら磨くことが大切です。
マウスピース矯正でも油断は禁物
取り外しが可能なマウスピース矯正であっても油断はできません。装置をはめている間は殺菌や歯の再石灰化(自然修復)効果をもつ唾液が歯と接触しないため、虫歯や歯周病のリスクが上がります。治療法に関係なく、デンタルフロスや歯間ブラシ、すき間を楽に磨けるタフトブラシなど補助用具もあわせて使うことをおすすめしています。
メンテナンスを受ける
メンテナンスでは、装置の状態をはじめ虫歯や歯周病の有無を確認し、普段のお手入れでは落とせない汚れを徹底的に除去します。すべて計画どおりに治療をすすめるためのものであり、怠るといい結果にはつながりません。どんなに調子がよくても定期メンテナンスはかならず受けるようにしましょう。
スカイ&ガーデンデンタルオフィスでは、患者様に寄り添った丁寧な矯正治療をご提供しております。歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。